2008年4月6日日曜日

お女郎さんって何ですの?

〔橘ますみ〕

例によって、ヒッキーママがメイン。

どうも。
トド@24時間涙目です。
桜の満開と共にせんきちの花粉症も第2のポーク、じゃなくて、ピークを迎えたらしく、ここ数日は常に鼻づまりで呼吸困難&涙目うるうる状態でした。
寝苦しいったらないわ・・・・。

さて、本題に入る前に、すでにあちこちのブログやサイトで取り上げられていますが、松岡環先生の『レスリー・チャンの香港』の話題でも。


張國榮の生涯を辿りつつ戦後香港の芸能史及び社会史をも俯瞰するという盛り沢山の内容の本で、不肖せんきち、まずはざざっと最後まで目を通した後、もう一度初めからゆっくり読み直しております。
張國榮のお父さんがやっていたテーラーの顧客にはウイリアム・ホールデン(William Holden)がいたそうですけれど、ウイリアム・ホールデンは香港に別荘をもっていて年に1度は必ず香港に来ていたらしいので、となると、香港へ来るたびに張國榮のお父さんのお店で新しい服を仕立ててもらっていたのでしょうか。

ところで、もにかるさんのブログによれば、松岡先生、香港で入院&手術をなさったそうで、その後の経過をせんきちも案じておりますが、そんな折も折、『プレジデント』のWeb版に谷崎光さんのこんな記事が!


まだまだこんな悪質なお医者さんがいるんですね、香港。
「捻挫で皮膚科医」なんて、それはそれで面白いとせんきちは思うけれど(レントゲンさえ撮ってくれれば)。


それでは本題です。
忘れた頃にやってくる、「誰も書かなきゃ俺が書く」の橘ますみたん情報。

5月、ますみたんが子爵令嬢(!)を演じた『シルクハットの大親分 ちょび髭の熊』のDVDがリリースされます。


「緋牡丹博徒」シリーズのスピンアウトであるこの作品、全体にコメディタッチの仕上がりで、1作目(『シルクハットの大親分』)で死んだはずの伊吹吾郎がそっくりの兄弟に扮して本作で再登場という、呉宇森を先取りした趣向(別に関係ないと思うが)も楽しめます。
若山富三郎の危機を救いに藤純子が颯爽と登場する件は、なんだか「緋牡丹博徒」のセルフパロディのような・・・・。

先ほども述べたように、本作でのますみたんの役どころは子爵令嬢というやんごとないお嬢様のため、若山富三郎に「お女郎さんって何ですの?」とあっけらかんとして尋ねる場面があるのですが(聞かれた若山はドキマギ、というお決まりのパターン)、何しろ、ますみたんのデビュー作(『博奕打ち』。悪役が若山)での役どころは「飛田の女郎」だっただけに、この台詞が笑えて仕方がありませんでした。

それから、今年初めには「ずべ公番長」シリーズの第1作『ずべ公番長 夢は夜ひらく』のUS盤DVDがリリース済です(冒頭のお写真がそのジャケット)。
日本ではセルビデオしか出ていませんから、これからソフトの購入をご検討なさる方は、リージョン1ですがお値段もビデオよりお手頃なので、こちらのDVDを入手なさる方がよいのではないかと思います。

ということで、抗ヒスタミン剤飲んで寝ます。

おまけ:『シルクハットの~』と同時発売で、せんきちの大好きな『現代ポルノ伝 先天性淫婦』もいよいよDVD化されます。

本編もさることながら、予告編もすごい!
京都の観光映画としても楽しめます(ほんとか?)。

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